No31  家族全員で駆け抜けた4年間

(2013年2月/母Z)

子供が『野球をやりたい』と言い始めた3年生の春からGF(グリーンファイター)での「少年野球生活」が始まりました。キャッチボールもろくに出来なかったわが子は、父親がコーチになった事もあり、練習から帰って来てから、また練習・・・。泣きながら素振りやキャッチボールをしていた事もしばしばでした。平日は私にもキャッチボールを頼み、家では素振りやシャドウピッチングをして、みんなに追いつこうと努力していました。

不器用なわが子は、練習中・試合中でもよ〜く怒られていました。でも『野球が好き』という気持ちは、揺るぐことなく一度も「辞めたい」などという言葉は、聞いたことがありません。わが子ながら、ガッツだけはあるなと感心しました。

5年生の秋から、キャッチャーの練習が始まりました。

キャッチャーは、チームの「要」。一つのエラーが失点につながる大事なポジションです。うちの子に出来るのかな〜?と母親としては不安にも思いましたが、本人はすっかり「その気」になって平日またキャッチング、送球の練習など努力をしていました。

結果として良いキャッチャーになれたのかどうかは私には分かりませんが、必死に声を出し、ガムシャラにプレーするキャッチャーもありかも?と思い、私なりに自己満足しています。

6年生の春まで、結果を出すことの出来なかった「Aチーム」の子供達。なかなか勝てないトンネルを抜ける第一歩として、夏季大会での初戦突破が目標でした。そこで1勝してから、子供達は1戦ごとにたくましくなっていき、何と「BEST4」にまで登りつめ、「県大会出場」の切符を手にすることができました。

県大会での堂々とした入場行進、念願の1勝、その後の大会での数々のミラクルな戦い、そのすべてに感動を覚え、子供達にただただ「感謝」の一言です。寒い冬の走り込み、暑い中での練習が実を結び、監督、コーチ達のおかげで子供達は強い気持ちと、チーム一丸となる「全員野球」を身につけ、本当に成長出来たと思います。

GFでの4年間の少年野球生活を家族全員で駆け抜けて来ましたが、卒団を迎えた今、我が家にとって本当に楽しく有意義な時間だったと感じます。

代表を初め、監督・コーチの皆様、そして一緒に楽しんできたママ達、すべての皆様に心から感謝しております。本当にありがとうございました。


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