No24  最高の居場所、最高の仲間たち

(2011年1月/母U)

野球をやらせたい、と言う親の思いで入団させてもらいました。

多少親の気持ちが勝っていたからか、最初の頃は「辞めたいのかな?」と思った事もありました。親から見ても、大してうまくないし、辞めさせた方がチームのためにも…と何度か思いました。

しかし、ある試合の後、私が聞いた事のないルールがあったと息子に話しかけると「何言ってんの!?こうこう…」とルールを詳しく説明してくれたのです。その時「もしや、この子は野球が…好き!?」と思い始めたのでした。

先日の試合で、息子が守るサードにゴロが飛んできました。普通なら捕球してファーストに投げるところを、前進して捕球するやいなや後を振り返り、セカンドランナーをサードベース寸前で刺しました。その時、監督がおっしゃった一言「自分の仕事してるねえっ!!」。

それが、息子が自分の居場所を自分で見つけられたんだ、と思えた瞬間でした。

チームは、「いつか増えるよね」と言い続けた6年間。最初は4人、それが1人増え2人増え、結果、11人の少数精鋭でここまで来ました。

ケガや病気、引っ越しなどもありました。5年生の春の大会初日は、メンバー2人の祖父が相次いで亡くなり、3年生に助けてもらった事もありました。

1人が頑張っても勝てないスポーツ。そんな数あるスポーツの中で「野球」にめぐりあい、「グリーンファイター」というチームでめぐりあった素晴らしい仲間たち。つらい練習や試合もみんなで支え合い、乗り越えて来た「GFイレブン」でした。

これから先、息子は、いろいろな喜びや困難にぶつかるでしょう。

そんな時には「GFで見つけられた最高の居場所」「一緒に戦ってくれた最高の仲間たち」を思い出してほしいと思います。

6年間のGF生活では、泣いたり笑ったり、数々の感動をいただきました。同時に親子共々、成長出来たと思います。

指導者のみなさん、今まで本当にありがとうございました!!

グリーンファイター、最高のチームです!


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